
そもそもの始まりは防災まちづくりの視点から始まりました。
1985年、杉並区不燃化基礎調査の中で、災害時の安全な避難のために「歩いて杉並を知るルートづくり」が提言されました。更に1986年、ひとびとの余暇の充実とふるさと意識を作り上げていく「めぐり道構想」が加わり、知る区ロードの原型が出来上がりました。
そして1988年、①防災②まちづくりの意識啓発③いろいろな施設やまちの資源を知る④高齢化社会の体力づくりと余暇活用⑤杉並区という意識を作る、という5つのコンセプトの基に区を知る道、『杉並「知る区ロード」』が始まりました。
全長約36kmの区内ほぼ全域をめぐるルートで、東の輪(16.9km)と西の輪(19.4km)の二つの輪から成り立っています。二つの輪が重なった部分を真ん中の輪と呼んでいます。このルートをたどると、神社仏閣などの名所旧跡、大きな公園、主だった区の施設などに出会えるようになっています。
ルート上にはオアシスと呼ばれる休憩所があります。1991年に一番目のオアシス、みみのオアシスが開設されました。ほかに、ときのオアシス(1992)・はだしのオアシス(1993)・はなのオアシス(1993)と全部で4箇所のオアシスがあります。すべて、建築家の六角鬼丈さんの設計によるもので、人間の五感をテーマにした休憩所となっています。
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